私がエホバの証人を排斥になったのは14年前の話。
現在は親とどのような関係になっているのか記録します。
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これまでの状況
未信者の父が連絡手段
「未信者」という呼び方も疑問ですが、父はエホバの証人ではありませんでした。
8年前に父が他界したのですが、その時までは父が連絡手段でした。
父と毎週電話をしていて状況報告していたので、それは母の耳にも入っていたようです。
父が他界
しかし、父が突然亡くなってしまい状況は一変しました。
「家を出ている排斥された子どもとは絶縁」という状況になりました。
電話をしても出てはくれませんし、メアドも黙って変更されていました。
ショートメールのみ
現在はショートメールだけ送れる状況ですが、返事は来ません。
重要なことは夫のショートメールに届きます。
人生の転機に
最近、人生の転機とも呼べる状況を突き進んでいるところです。
先日、13年勤めた会社を退職しました。
長男が小学校一年生になるタイミングでの決断でした。
それと同時に家賃の高い東京を離れ子育ての場所として千葉県へ引っ越しました。
本当なら親に連絡し、いろんな相談をしてアドバイスをもらったり勇気付けてもらったりしたいところです。
母への連絡は?
母に連絡したのは引っ越しの3日前でした。
同僚には「親に話してないの?」と驚かれてしまいましたが、どうせ返事は来ませんし急ぐ必要は無いかと直前まで伝えていませんでした。
ですが、祖父からのお米を送ってもらうことがあるので住所は教えなくてはなりません。
もちろんショートメール一方通行。
返事はありません。
荷物が届く
ところが、引っ越して5日後、荷物が届きました。
祖父の作るお米とミカン、そして子ども達へのお菓子です。
ショートメールはしっかり見てくれているようです。
送り状は確かに母の字ですが、送り主は私の祖父、送り先は私の夫です。
こうした少しのことも徹底されています。
「排斥された子どもに送っているわけでは無い」ということでしょうね。
排斥=絶縁?
排斥された二世でも親との関係は良好という方もいらっしゃいます。
オフ会に参加して話を聞くと親の熱心さによっての違いもありますし、親の解釈の仕方という気もしました。
私の親は厳格なので、私とはほぼ絶縁状態です。
繋がりは、私のショートメールと母からの荷物です。
変化を待つのみ
私からの働きかけはもう何もしていません。
最初の頃は組織の間違いなど伝えようと頑張っていましたが、残念な結果になるだけです。
母が変わるか組織が変わるか、その変化を待つのみです。
同じような状況の皆さんへ
排斥されて親とは絶縁状態の方、きっと大勢いらっしゃると思います。
今は何も出来ないかもしれませんが、何かが変わるまで待ちましょう。
もう10年以上が経過した今、諦めの気持ちも大きいですが、たった1人の母親ですので、生きているうちに家族で集まって楽しい時間を過ごせる日を待ち望みたいと思います。
同じ状況の皆さん、一緒に頑張りましょう。
これから排斥になるかもしれない皆さんへ
組織から離れるにあたり、「排斥」という処分を避けられるのであればそのほうが良いです。
私は組織との関わりを一切断ち切りたいという気持ちから「排斥」が一番楽だと思っていました。
今までのお友達やお世話になった姉妹達からの引き止めが嫌だったからです。
でも、組織を出て分かりますが、家族以外のエホバの証人はやっぱり赤の他人です。
親との繋がりまで断ち切って「排斥」というのはやはりオススメしません。
何かの出来事があり、「排斥」になってしまいそうな場合もなんとか逃れて「自然消滅」をオススメします。
一度しかない人生に親や兄弟と絶縁状態で暮らすのはあまりにも寂しいです。
どうにか「排斥」にならない手立てを探してくださいね。