息子が1歳児クラスでお友達に怪我をさせてしまった話を書きます。
1歳児クラスですが、もうこの時2歳でした。
先生からの報告
ある日保育園にお迎えに行くと、別室に呼ばれました。
何かあったのかと少しドキッとしました。
話を聞くと、息子がお友達(男の子)を後ろから押してしまい、その子が倒れて目の上を切ってしまったんだそう。
そして、3針も縫ったと。
2歳で3針なんて大事件です。
頭真っ白でした。
通常話さない
普通は怪我をさせたほうの親には話をしないんだそうです。
保育園で起こったことですし、親がそれを防げるわけではないので、責任が全く無いからだそうです
。今回話す事になったのは理由があり、相手の親が「怪我させた子の親にこの事を知っていてほしい」と話したからなんだそう。
この時点で相手が誰かということは知らなかったそうです。
困惑
この一連の流れを聞いて私は困惑してしまいました。
怪我させてしまったことは本当に申し訳ないし、傷痕とか心配だけど、私はいったいどうすればいいんだろうと。
まだ2歳の息子です。
子どもを叱ったところで子どもは何のことか分からないだろうし。相手は仲良くしてるお友達だし、悪意があったわけじゃないだろうに。
すごくショックなのと困惑していたことで私は涙を流してしまいました。
話している間に相手のママがお迎えに来られました。
そこで、直接話そうということになり、そこで怪我させた相手が私の息子であると分かったことになります。
そのママは「謝ってほしいとかではなくただ知っていてほしかった」と言われました。
もちろん私は謝りましたが、やっぱりモヤモヤ。
知っていてほしいという気持ちは何を望んでいるのだろう?と。
ここで相手の方について書きますが、3人の男の子を育てておられるママでした。
怪我させてしまった子は末っ子のお子さんでした。
怒ってることも全くなく、「大丈夫ですよ。傷は残らないはずだと言われています。」と笑顔で言ってくださるものの、とても不安でした。
私はどうすれば良いのかと。
みんなに相談
まず会社の同僚に話しました。
同僚は「私は自分の子どもがやったことは全部知りたい」と言いました。
我が子がやったことに違いないからと。
小学生になるとこどもの問題はすぐに親に話がされて、怪我させたほうの親は菓子折りを持って家まで謝りに行くらしいよと教えてもらいました。
私はそんなことも知りませんでした。
無知は恐ろしいです。
ママ友にも話しました。すると、その娘さんは逆の立場だったことがあるそうです。
2歳児クラスの時にお友達から引っ掻かれて鼻に傷が付いたそうです。
相手の子を保育園は教えなかったそうですが、もう3歳の娘さんは「○○ちゃんがやった」と言うので相手はすぐ分かったそうです。
でも相手の親はその事を知らず、毎日顔を合わせるのが辛かったそう。
傷が残るかもしれないと言われていて女の子だし不安だったと言われました。
今は6歳になり傷跡は残っていませんが、確かに傷跡が残ったままだったらと思うと心配ですね。
謝罪
このままではモヤモヤが収まらない気がしました。
帰りに菓子折りを買いに行き、お迎えに来られるまで待ち、ちゃんと謝りました。
とてもスッキリしました。
これでお子さんの傷が残らないわけでもないし、ただの形式なんだけど、謝罪の気持ちを表すには行動も必要なんだと思いました。
今思うこと
当時は私の中で「仕方ない」という気持ちが大きかったと思います。
まだ2歳だし、先生の人数も限られていて目が届かないこともある。
小さいからしょうがないと。
でも、そうじゃなかったんです。
相手のママは上の子がもう小学生でした。
子育ての先輩です。
何も分からないような小さい頃からの積み重ねで子どもは出来上がっていくのだと相手のママは知っていたんだと思うんです。
うちの長男と比べると次男は少し激しいところはありました。
「小さいからしょうがない」と思ってましたが、仕方ないにしてもその都度注意していくことできっと子供も理解し矯正されていくんでしょう。
今は3歳になりましたが、お友達に何かしたということはあれからありません。
ただ、自宅だとお兄ちゃんの顔を叩くなど調子に乗ってしまうことがあるのでその都度教えていかなければと思っています。
うちの場合はお兄ちゃんが優しいタイプなので暴力のケンカに発展しないのですが、二人とも攻撃的だと収拾つかなくなるかなと思います。
問題は起きる
相手の男の子は他の園に転園してしまいました。
本当ならお父様にも謝りたかったのですがお会いできず、本当に申し訳なかったです。
どうかあの傷が残らずに成長してくれると良いのですが。
いまだに心配は残っています。
まだうちの子は2人とも保育園です。
小学生になったら何が起こるか不安でたまりませんが、何かしらの問題は絶対に発生すると思います。
いろんな人の意見を聞き、自分の思い込みを捨てて行動し解決していきたいと思います。